大井川鐵道の普通列車6月13日から通常ダイヤに SL列車や井川線も再開に向け調整中



大井川鐵道(静岡県)は5月27日、大井川本線の普通列車と路線バス寸又峡線・閑蔵線について、6月13日から通常ダイヤによる運転に戻すと発表した。6月12日までは現在の減便ダイヤを継続する。

大井川鐵道の大井川本線を走る普通列車。【撮影:草町義和】

大井川本線の普通列車は現在、朝のみの運転となっており、区間別では1日につき金谷~新金谷間が上下計3本、新金谷~千頭間が上下計2本。それ以外の時間帯は代行バスを上下計9本運転している。6月13日の始発列車から通常運転に戻り、金谷~新金谷間で10本、金谷~家山間で2本、金谷~千頭間で18本が運転される。

全便が運休している大井川本線のSL列車「かわね路」と井川線(南アルプスあぷとライン)の列車は、6月13日以降の再開を目指して調整中という。

路線バスは、寸又峡線が6月13日の始発から季節運転便を含む全便を運転。閑蔵線も6月13日の始発から通常ダイヤによる運転に復帰する予定だ。富士山静岡空港アクセスバスは、引き続き5月1日以降の特別ダイヤでの運転を継続する。

大井川鐵道のSL列車「かわね路」。【画像:ジュンP/写真AC】