近鉄特急5月30日以降は土曜・休日に減便 「しまかぜ」「青の交響曲」は運転継続



近畿日本鉄道(近鉄)は5月30日から当分のあいだ、土曜・休日の特急列車を一部運休する。新型コロナウイルスの影響による利用状況などを踏まえたもの。

大阪と名古屋を結ぶ近鉄特急「ひのとり」。【画像:ゆー63/写真AC】

近鉄は土曜・休日に通常446本の特急を運転しているが、5月30日以降の土曜・休日は全体の17%にあたる75本を運休。通常の8割程度の本数になる。運転区間別では、大阪~名古屋間が通常72本のところを6本(8%)運休。大阪・名古屋・京都~伊勢志摩方面と大阪~奈良間は運休率が3~8%となる。

一方、京都~奈良・橿原神宮前間の運休率は23~32%。大阪~吉野間は66本中ほぼ半分の30本(45%)が運休する。大阪・名古屋・京都~伊勢志摩方面の観光特急「しまかぜ」と大阪~吉野間の観光列車「青の交響曲」は運転される。

伊勢志摩の観光特急「しまかぜ」は運転される。【画像:ゆー63/写真AC】