東京地下鉄(東京メトロ)は5月14日、サステナビリティボンドを6月に発行すると発表した。同社がサステナビリティボンドを発行するのは初めて。
発行総額は100億円、年限は10年を予定。これにより調達した資金は、丸ノ内線の新型車両2000系電車の導入と、ホームドアの整備、地上駅への太陽光発電システムの設置に投入する。
サステナビリティボンドは、環境問題や社会問題の解決に資するプロジェクトに使うことを目的とした債権。東京メトロによると、2000系は丸ノ内線の従来車両02系電車に比べ電力消費量を約27%削減することができ、太陽光発電システムの導入で二酸化炭素(CO2)排出量の削減を図るという。