常磐線の万博中央駅「復活」駅跡地に建設された駅に駅名看板「里帰り」



国際科学技術博覧会(科学万博)の開催にあわせて開業した臨時駅「万博中央駅」の駅名看板が、12月28日からJR常磐線のひたち野うしく駅(茨城県牛久市)に期間限定で設置される。牛久市の市制施行40周年のプレイベント。かつて万博中央駅があった場所に駅名看板が「里帰り」する。

ひたち野うしく駅に期間限定で設置される「万博中央駅」の駅名看板イメージ。【画像:牛久市】

駅名看板は牛久市が所有しているもので、大きさは横10m・縦1.7m。ひたち野うしく駅の西口駅前広場に設置される。初日の12月28日は13時からトークショーなどのイベントが行われる。設置期間は2027年3月31日まで。

科学万博は1985年、筑波研究学園都市をメイン会場として3月から9月まで開催された。当時の国鉄は会場へのアクセスのため、牛久町の常磐線・牛久~荒川沖に臨時駅として万博中央駅を開設。常磐線で臨時快速「エキスポライナー」などが増発されたほか、万博中央駅と科学万博の会場を結ぶ連節バスが運行された。

万博中央駅の入口(1985年)。【出典:科学技術庁『国際科学技術博覧会政府公式記録』1986年3月】
万博中央駅に入線する常磐線の臨時快速「エキスポライナー」。【出典:科学技術庁『国際科学技術博覧会政府公式記録』1986年3月】

万博中央駅は科学万博の閉幕にあわせて廃止され、ホームや駅舎などは撤去。駅名看板は牛久町に寄贈された。その後、1986年に牛久町が市制施行により牛久市に。1990年代には万博中央駅の跡地に常設の新駅を整備する計画が立てられ、1998年にひたち野うしく駅として開業した。

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