小田急電鉄は12月12日、来年2026年3月14日にダイヤ改正を実施すると発表した。特急ロマンスカーは新宿~小田原を59分で結ぶ列車を復活させる。

ロマンスカーの新宿~小田原の最短所要時間は1963年時点で1時間2分だったが、その後は運行本数の増加で遅くなった。2018年、代々木上原~登戸の複々線化が完成したのを機に史上最短の59分に短縮。開業以来初めて1時間を切った。
現在は足柄~小田原にある久野川橋梁の架替工事の影響で最短所要時間が少し延び、現在は新宿~小田原を1時間で結んでいる。2026年3月14日のダイヤ改正では、新宿9時00分発の「スーパーはこね5号」の所要時間を59分とする。小田急電鉄によると、架替工事の完了に伴い約2年ぶりに59分運転を復活させるという。

ダイヤ改正では通勤・通学と観光の両面からロマンスカーを強化する。平日は朝方に新宿→藤沢・伊勢原を結ぶ下り2本を増発。夜間は新宿発22時20分以降の3本の停車駅に新百合ヶ丘駅を追加するほか、乗車率が高い1本は現在の6両編成から10両編成に増強する。土曜・休日は日中に上下計2本を増発するほか、新宿~小田原で運行している上下計3本の運行区間を新宿~箱根湯本に拡大。夜間は新宿発22時30分以降の2本の停車駅に新百合ヶ丘駅を追加する。このほか、生産年齢人口の減少に対応するため回送列車のワンマン化も推進する。
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