JR北海道は12月13日、来年2026年3月14日に実施するダイヤ改正にあわせ、利用者が少ない函館本線の仁山駅と二股駅を廃止すると発表した。同社が進めている1日平均乗車人員3人以下の駅の廃止の一環。

仁山駅は1936年、本郷(現在の新函館北斗)~軍川(現在の大沼)のあいだに信号場として開設された。戦時中、仮乗降場として旅客の乗り降りが可能に。信号場に勤務する職員が切符を販売するなど、実質的には駅員がいる有人駅だった時期もある。1987年の国鉄分割民営化に伴い正式な旅客駅になっていた。
二股駅は長万部~黒松内にある駅で、1903年に北海道鉄道(現在の函館本線)が森~熱郛を延伸開業した際に開業した。

JR北海道は2011年に石勝線で発生した特急列車の火災事故を機に、深刻な経営危機も表面化。レールの検査データを改ざんするなど不祥事も相次いだ。このころから経営改善の一環として利用者が少ない路線や駅の廃止が本格化しており、近年は毎年春に実施されているJRのダイヤ改正にあわせて駅が廃止されている。
昨年2025年3月のダイヤ改正では、日本最東端の駅として知られた根室本線の東根室駅など5駅が廃止された。
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