釧網本線4月17日の夕方から全線再開 線路冠水や路盤流出などで不通



JR北海道は4月15日、線路冠水や土砂流入、路盤流出などで運休していた釧網本線・東釧路~緑間について、4月17日の夕方から運転を再開すると発表した。これにより同線は全線の運転を再開する。

4月17日から全線の運転を再開する釧網本線。【撮影:草町義和】

東釧路~緑間は4月17日、釧路17時32分発の摩周行き普通列車と網走18時52分発の釧路行き普通列車から運転を再開する予定。これに伴い、一部列車のバス代行と時刻変更は4月17日の運転をもって終了する。

北海道東部のJR線は、3月10日からの低気圧通過に伴う降雨と気温上昇の影響で線路冠水や土砂流入、路盤流出などの被害が発生。釧網本線の東釧路~知床斜里間と根室本線の釧路~厚岸間で運転を見合わせた。その後、復旧工事が完了した区間から順次再開。4月3日には運休区間が釧網本線の東釧路~緑間だけになっていた。