懐かしい「国鉄~JR移行期」の高速バス復活 JR東海バスが新ラッピング車



JR東海バスは新しいラッピングバス「レトロバス」を運行する。国鉄バスからJRバスへの移行期に使われていた国鉄・JR高速バスのデザインで車体を装飾。「車体側面の窓枠だけでなく、リアもかなり忠実に再現しております」(JR東海バス)という。

JR東海バスが新たに運行する「レトロバス」。【画像:JR東海バス】

初便は10月10日、名古屋駅新幹線口7時30分発の「スーパーライナー54号」。JR東海バスは「『乗れたらラッキー』『見れたらラッキー』と言える『楽しさ』も提供したい」とし、初便以外の運行計画は公表しないとしている。

「レトロバス」の側面。国鉄バスからJRバスへの移行期に使われていた国鉄・JR高速バス車両のデザインで装飾している。【画像:JR東海バス】
「レトロバス」の正面。【画像:JR東海バス】
国鉄・JRバスの高速専用車。【画像:JR東海バス】
国鉄の夜行高速バス「ドリーム号」(1970年9月、東京駅)。【出典:日本国有鉄道『日本国有鉄道百年写真史』1972年】

通常の運行に加え、イベント展示やツアー利用も計画されている。10月25・26日にはJR東海の浜松工場で開催されるイベントで展示される予定だ。運行期間は来年2026年7月31日まで。

《関連記事》
鹿島鉄道「代替バスも廃止」一般道区間の一部、茨城空港拠点の路線に再編へ
「寝台バス」高知~東京でモニター運行 前後2席→上下2段式に転換