北陸の観光列車「花嫁のれん」「べるもんた」運休へ 「SL北びわこ号」も運休延長



JR西日本は4月7日、北陸エリアの観光列車「花嫁のれん」「ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)」を運休すると発表した。いずれも新型コロナウイルスの影響によるもの。すでに運休中のSL列車「SL北びわこ号」も運休期間を延長する。

「花嫁のれん」の車両。【撮影:草町義和】

「花嫁のれん」は金沢~和倉温泉間で運転されている臨時特急。車両はキハ40系気動車のキハ48形を改造した専用車両2両編成を使用している。「べるもんた」は高岡~城端間と新高岡~氷見間の臨時快速。こちらもキハ40系キハ40形を改造した専用車両で運転されている。「花嫁のれん」は4月10日から全区間運休し、翌4月11日からは「べるもんた」も全区間運休になる。

いずれも運転再開時期は「決定次第あらためてお知らせいたします」(JR西日本)とされて、運転再開のめどはたっていない。

SL列車「SL北びわこ号」は、4月26日と5月3・10・17日、6月14・21・28日、関西エリアの米原→木ノ本間で運転される計画だったが、4月26日から5月3日までの運休はすでに決定済み。今回の発表では、5月10日以降も当面のあいだ運休するとした。

D51 200がけん引する「SL北びわこ号」。【画像:ポニー/写真AC】