鹿児島本線の福岡市内新駅「構造」の概要を発表 JR九州、駅名を一般から募集



JR九州は4月25日、鹿児島本線・千早~箱崎に設ける新駅(福岡市)の構造の概要を発表した。駅名案を一般から募集する。

新駅の位置。福岡市地下鉄・西鉄の貝塚駅に近い。【画像:国土地理院地図、加工:鉄道プレスネット編集部】

新駅は千早駅から2.3km、箱崎駅から1.7kmの場所に設置。付近には福岡市営地下鉄箱崎線と西鉄貝塚線が接続している貝塚駅や九州大学箱崎キャンパス跡地があり、九大キャンパス跡地のまちづくりの一環として整備する。

駅舎は橋上式を採用。ホームは相対式ホーム2面2線を採用する。駅舎とホームは階段やエレベーターで結び、バリアフリートイレを含む男女トイレを設置する。開業は2027年の予定だ。

新駅のイメージ。橋上式の駅舎と相対式ホームを採用する。【画像:JR九州】

駅名案は「駅」を除いて15文字以内が条件。漢字・ひらがな・カタカナ・アルファベット・数字を使用できる。募集期間は4月25日~6月30日。駅名募集専用フォームで受け付ける。JR九州は応募数で駅名を決定せず、応募案をもとに同社が決定するとしている。

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