伊豆箱根鉄道の駿豆線でタッチ決済「導入日」決定 従来サービスも一部変更



伊豆箱根鉄道などは11月28日、伊豆箱根鉄道が運営する駿豆線(静岡県)でタッチ決済による乗車サービスを12月18日に開始すると発表した。

伊豆箱根鉄道の駿豆線。【撮影:草町義和】

駿豆線の全13駅にタッチ決済専用のポール型端末を設置。タッチ決済に対応したクレジットカードなどを端末にタッチすることで、そのまま改札を通過して乗車できる。決済ブランドはVisa・JCB・American Express・Diners Club・Discover・銀聯。Mastercardは順次追加予定だ。

一方、交通系ICカードは引き続き利用できない。特急「踊り子」は駿豆線内のみ利用する場合も含め、タッチ決済は利用できない。

駿豆線の路線図。すべての駅でタッチ決済を利用できる。【画像:伊豆箱根鉄道・三井住友カード・JCB・日本信号・QUADRAC】
タッチ決済専用のポール型端末。【画像:伊豆箱根鉄道・三井住友カード・JCB・日本信号・QUADRAC】

従来のサービスも一部変更される。三島駅と修善寺駅ではクレジットカードによる駿豆線内での普通乗車券を発売しているが、タッチ決済の導入にあわせて終了する。ただし特急「踊り子」の利用やタッチ決済未対応のクレジットカードについては引き続き発売する。

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