中国・ラオス・タイの3国を走る国際貨物列車の運行が7月24日、正式に始まった。中国メディアの中国新聞などが報じた。
7月24日、中国雲南省の省都・昆明からラオスの首都ビエンチャンに向かう貨物列車とタイの首都バンコクに向かう貨物列車が昆明市内の王家営西駅を発車。これにあわせて運行開始の記念式典も行われた。
雲南省によると、中国からラオス・タイに向かう貨物列車は家具や家電や機械製品、野菜などを輸送。タイ・ラオスから中国に向かう貨物列車はドリアンやマンゴスチン、キャッサバ粉などを運ぶという。
中国とラオスの鉄道は軌間が1435mmなのに対し、タイの鉄道は1000mm。中国~タイを直通する列車は軌間が異なり運行できないため、ラオス・タイ国境のラオス側に貨物の積替施設が整備された。
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