大阪メトロは1月23日、ダイヤ改正を3月23日に実施すると発表した。御堂筋線と相互直通運転を行っている北大阪急行線の延伸開業にあわせ、御堂筋線と四つ橋線、ニュートラムの時刻を変更する。
御堂筋線では、北大阪急行線の千里中央駅まで直通している列車を延伸区間の箕面萱野駅まで直通に変更。また、平日ダイヤの朝ラッシュ時は最小運転間隔(2分15秒)で列車を運行する時間帯を拡大する。
下り(なかもず方面)は梅田駅の場合、平日朝の最小運転間隔時間帯は現在の7時51分~8時49分を7時36分~9時33分に拡大。上り(江坂方面)はなんば駅の場合、平日朝の最小運転間隔時間帯を現在の7時30分~8時26分を7時04分~8時59分に拡大する。このほか、天王寺行き列車の一部をあびこ行き、新金岡行き、なかもず行きに変更する。
四つ橋線では休日ダイヤの昼間時間帯で運転間隔を7分30秒から8分間隔に変更する。大阪メトロは大国町駅での御堂筋線との乗り継ぎ利便性を向上させるためとしており、大国町駅では御堂筋線の箕面萱野行き列車との連絡を図る。
また、全駅で順次進めているホームドアの設置に伴い、客の乗降時間を考慮して停車時間をいまより5秒または10秒延長する。これに伴い、西梅田駅での住之江公園行きの始発列車と終列車の時刻を見直し、始発は1分繰り上げの5時10分発、終発も1分繰り上げて23時50分発に変更する。西梅田0時7分発の北加賀行き終列車の時刻は変更しない。
ニュートラムは四つ橋線のダイヤ改正に伴い、住之江公園発の終列車の時刻を見直し。コスモスクエア行きは11分繰り下げて23時47分発とし、中ふ頭駅は2分繰り下げて0時8分発に変更する。
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