臨時特急「まほろば」法隆寺に初停車 おおさか東線経由で大阪~奈良を直通



JR西日本は10月から12月にかけ、おおさか東線経由で大阪~奈良を直通する臨時特急「まほろば」を運行する。今回は法隆寺の世界遺産登録30周年にあわせ、大和路線の法隆寺駅に初めて停車する。

臨時特急「まほろば」で使われる287系の3両編成。【画像:JR西日本】

運行時刻は奈良行きが大阪9時58分発→新大阪10時04分発→法隆寺10時48分着→奈良10時57分着、大阪行きが奈良17時12分発→法隆寺17時21分発→新大阪18時07分着→大阪18時14分着。大阪駅は地下ホーム(うめきたエリア)を発着する。

車両は287系電車の3両編成で全車指定席。乗車に際しては利用区間を含む乗車券類のほか指定席特急券が必要だ。運転日は10月7~9・14・15・21・22・28・29日、11月3~5・11・12・18・19・23・25・26日、12月2・3・9・10日の計23日。

JR西日本のネット予約「e5489」では、乗車券類と組み合わせて利用できる割引特急券「まほろばチケットレス特急券」が発売される。発売額は大阪・新大阪~法隆寺が640円、大阪・新大阪~奈良が860円。通常期の指定席特急券のほぼ半額だ。9月7日から12月10日まで発売される。

「まほろば」の運行区間と停車駅。【画像:JR西日本】

「まほろば」はおおさか東線の全通に伴い新設された特急列車。全通8カ月後の2019年11月から新大阪~奈良で断続的に運行されていた。今年2023年3月からは運行区間が大阪(うめきたエリア)~奈良に拡大した。

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