芸備線「全線再開」7月29日に 対策工事で当初見込みより2カ月遅れ



JR西日本は7月20日、落石の影響で一部区間が運休中の芸備線(岡山県・広島県)について、7月29日の始発から全線の運転を再開すると発表した。バス代行は7月28日限りで終了する。

落石対策工事が行われた芸備線の備後八幡~内名。【画像:JR西日本】

落石事故は3月23日に発生。新見18時25分発の備後落合行き下り普通列車が備後八幡~内名を走行中、落石に接触して脱線した。この影響で芸備線は同区間を含む東城~備後落合が運休している。

当初は5月下旬に再開の見込みだったが、落石防護網を整備するなど落石対策の工事が必要になり、再開が遅れていた。

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