西武狭山線の発車メロディ「全駅」ライオンズの応援歌に 既存メロディも変更



西武鉄道は7月22日の初列車から、狭山線の駅で使用している発車メロディを変更する。新たに下山口駅で発車メロディを設定するほか、ほかの2駅も曲調や楽曲を変更。全3駅の発車メロディが埼玉西武ライオンズの応援歌になる。

西武狭山線の列車。【画像:西武鉄道】

起点の西所沢駅は2番線ホーム(西武球場前方面)の発車メロディを『吠えろライオンズ(新)』(作詞・作曲:石川優子)とし、曲調をリニューアル。1・3・4番線ホームの発車メロディは変更しない。下山口駅は新たに『若き獅子たち』(作詞:門谷憲二、作曲:伊藤薫)を設定する。

終点の西武球場前駅は山口線の7・8番線ホームを除き、現在の『吠えろライオンズ』から『地平を駈ける獅子を見た』(作詞:阿久悠、作曲:小林亜星)に変更する。3駅とも発車メロディに歌は含まれない。

西武狭山線は池袋線から分岐して西武球場にアクセスする4.2kmの路線。メロディの変更は7月22日から開催される「ライオンズフェスティバルズ2022」にあわせて行うものだ。西武鉄道と西武ライオンズは「野球観戦の行き帰りで多くの方が利用する狭山線3駅の発車メロディをライオンズ仕様にすることで、『電車に乗っている間も、野球観戦へ向かうワクワク感や試合後の余韻に浸っていただきたい』という想いから企画しました」としている。

新しい発車メロディの使用期間は7月22日の初列車から当面のあいだ。「ライオンズフェスティバルズ」終了後も使用する。

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