東武線の竹ノ塚駅「ホームドア」4月16日から 高架化にあわせて→1カ月後に



東武鉄道は3月10日、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の竹ノ塚駅(東京都足立区)に設置するホームドアについて、4月16日の始発列車から使用開始すると発表した。ホームの高架化からほぼ1カ月後にずれ込む。

竹ノ塚駅のホームドアのイメージ。【画像:東武鉄道】

ホームドアが設置されるのは、竹ノ塚駅の1・2番線ホーム。同駅のホームは3月20日に高架化されるため、4月15日まではホームドアの扉は開いた状態になる。このため東武鉄道は警備員を配置して安全確保を図るほか、赤外線センサーによる音声案内機をホーム上に設置し、ホームドアが工事中である旨の音声案内を行う。

竹ノ塚駅のホームドアは当初、ホームの高架化にあわせて使用開始の予定だった。しかし昨年2021年10月、世界的な半導体不足の影響を受け一部の部品が入手困難になり、設置工事の延期が明らかに。同年11月には足立区の近藤弥生区長がホームドアの早期整備とホームドア使用開始までの安全対策に万全を期すよう東武鉄道に要望していた。

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