JRゴールデンウィーク輸送は前年比「568%」 コロナ前からの大幅減は変わらず



JRグループは5月6日、今年2021年のゴールデンウィーク(4月28日~5月5日)の輸送概況を発表した。前年に比べ利用者は大幅に増えたが、依然として「コロナ前」を大幅に下回っている。

JR旅客6社46区間の上下合計は期間中、295万8000人で、前年比568%。前年2020年ゴールデンウィークは52万1000人だった。前年比で最も増えたのはJR九州(3区間)で713%。最も少なかったのはJR四国(3区間)で361%だった。

JR旅客6社46区間のゴールデンウィーク輸送概況。【画像:JRグループ】

一方、新型コロナウイルスの影響がなかった2019年ゴールデンウィークとの比較では26%。依然として厳しい状況が続いている。