東武春日部駅の高架化が着工 記念式典開催、踏切10カ所を解消へ



埼玉県春日部市などは3月30日、「春日部駅付近連続立体交差事業」の着工記念式典を春日部駅近くのコミュニティセンター「ふれあいキューブ」で開催した。同駅の高架化に向けた用地買収や工事が本格的に始まる。

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春日部駅は東武鉄道の伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と野田線(東武アーバンパークライン)が乗り入れている駅。同駅とその前後の線路を連続立体交差事業(連立事業)で高架化し、10カ所の踏切を解消して道路渋滞の緩和は市街地の一体化を図る。

2019年12月に都市計画の事業認可を受け、昨年2020年1月に埼玉県と東武鉄道が施行協定を締結していた。約10年後の2031年度の完成を目指す。