「京急~都営~京成~北総」相互直通運転30周年で記念ヘッドマーク



4社局の相互直通開始20周年を迎えた頃の2011年、京急線を走る北総鉄道7250形(京成電鉄3200形のリース車)。【撮影:草町義和】

京成電鉄・京急電鉄・東京都交通局・北総鉄道の4社局は3月30日、相互直通運転30周年の記念ヘッドマークを各社局の車両に取り付けて運転すると発表した。

掲出期間は3月31日から6月30日まで。京急電鉄1000形電車、都営地下鉄5300形電車、京成電鉄3100形電車、北総鉄道7500形電車の各1編成に取り付けて運転する。

北総線を走る京成3100形(右)と京急600形(左)。【撮影:草町義和】

いまから60年以上前の1960年、都営浅草線の一部開業により同線と京成線の相互直通運転が開始。1968年には京急線~都営浅草線~京成線の3社局直通運転も始まった。

相互直通運転30周年記念ヘッドマークのデザイン。【画像:東京都交通局】

30年前の1991年3月31日、北総開発鉄道(現在の北総鉄道)の北総線が延伸開業して京成線の京成高砂駅と接続。これにより京急線~都営浅草線~京成線~北総線の4社局による相互直通運転も始まり、北総線沿線の郊外住宅地やニュータウンが東京都心と羽田空港に直結した。