
叡山電鉄(京都市)は4月17日から「比叡山きらら」と題し、900系電車「きらら」を叡山本線・出町柳~八瀬比叡山口間で運行する。
運転日は4月17日~6月6日の土・日曜と祝日。8時台から18時台まで上下計26本が「比叡山きらら」として、出町柳~八瀬比叡山口間で運転される。1時間あたりおおむね1・2本だ。
一方、700系電車の732号で運転されている叡山本線の観光列車「ひえい」は4月12日~6月8日までのあいだ、732号の定期点検のため運休する。土・日曜と祝日は「きらら」で運転し、平日は一般車両で運転される。
「きらら」は1997年に運行を開始した展望列車。窓を大きくしたほか、一部の座席は窓側に向けて眺望性を高めているのが特徴だ。通常は鞍馬線を含む出町柳~鞍馬間で運転されており、叡山本線のうち宝ケ池~八瀬比叡山口間を走ることはない。一方、鞍馬線は昨年2020年の大雨による土砂災害で市原~鞍馬間が運休している。