IGRいわて銀河鉄道「1編成で二つ」のラッピング車 「チャグチャグ馬コ」などデザイン



IGRいわて銀河鉄道は3月23日から、「滝沢市×IGRラッピング車両」の運用を始めた。いわて銀河鉄道線沿線の岩手県滝沢市が企画。同市の観光・物産PRとIGRの利用促進を目指す。

ラッピング車の西側~盛岡寄り先頭部。銀河をイメージしたデザインでまとめられている【画像:IGRいわて銀河鉄道】

同社が保有するIGR7000系電車14両(2両編成7本)のうち1本の車体を装飾した。滝沢市キャラクター「ちゃぐぽん」とIGRイメージキャラクター「ぎんがくん」「きらりちゃん」を中心としたイラストが描かれている。

車体の東側~八戸寄り先頭部と西側~盛岡寄り先頭部でデザインを変えており、1編成で二つのラッピング車のように見えるのが大きな特徴だ。東側~八戸寄りは滝沢市の伝統行事「チャグチャグ馬コ」や名産品「滝沢スイカ」などをモチーフにしたイラストを描いており、西側~盛岡寄り先頭部は銀河をイメージしたイラストが描かれている。

東側~八戸寄り先頭部は滝沢市の伝統行事や名産品をイメージしたデザイン。【画像:IGRいわて銀河鉄道】

定期運転の普通列車として運転されており、当面の運用予定はIGRのウェブサイトで公開されている。