カナディアン・パシフィック鉄道(CP)とカンザス・シティ・サザン鉄道(KCS)は3月21日、合併契約を締結したと発表した。CPがKCSを約250億ドル(約2兆7222億5000万円)で買収する。
![](https://news.railway-pressnet.com/wp-content/uploads/2021/03/RPN20210321RGHT01-02.jpg)
CPはカナダと米国北部で北米大陸を横断する貨物鉄道を運営。KCSは米国中西部のミズーリ州からメキシコにかけ貨物鉄道ネットワークを持ち、ミズーリの農場とメキシコの港湾部を結んでいる。
![](https://news.railway-pressnet.com/wp-content/uploads/2021/03/RPN20210321RGHT01-01.jpg)
両社のネットワークはミズーリ州西部の都市カンザスシティで接続しており、合併後のCPはカナダ・米国・メキシコの3カ国にまたがる貨物鉄道ネットワークを運営することになる。