千葉の新型車両「E131系」一足お先に展示会 3月ダイヤ改正にあわせデビュー



JR東日本の千葉支社は3月、房総エリアに導入される新型車両のE131系電車について、運行開始に先立ち展示会を行う。展示会が行われる駅と開催日時は次の通り。

JR東日本の房総エリアに導入される新型車両のE131系。【画像:Jun Kaida/PIXTA】

外房線 勝浦駅 1番線ホーム:3月2日 13時30分~14時30分
内房線 館山駅 1番線ホーム:3月3日 13時~14時
鹿島線 潮来駅 2番線ホーム:3月6日 13時30分~14時30分

E131系の外観や客室内を見学できるほか、半自動ドア機能も体験可能。入場料は無料で、列車に乗って会場各駅を訪ねた場合はいったん改札口を出てから専用口での受付後に入場する形になる。

E131系は3月13日のダイヤ改正を機に導入される新型車両。千葉支社エリアの内房線・木更津~安房鴨川間、外房線・上総一ノ宮~安房鴨川間、鹿島線・佐原~鹿島神宮間で運用される。

現在運用されている209系2000・2100番台電車の後継車両の位置づけで、24両(2両編成12本)が導入される計画だ。車体の幅を209系より広げて座席を拡大したほか、車椅子対応の大型様式トイレ、ワンマン運転対応機器、防犯カメラ、ワンマン運転対応機器を搭載。客がボタン操作でドアを開け閉めできる半自動ドアを採用した。また、SiC素子のVVVFインバーター制御と全閉型誘導モーターを採用して消費電力の低減を図る。