JR四国は12月18日、来年2021年3月13日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。特急列車への新型車両の導入推進などを行う。
特急「南風」「しまんと」は、すべての列車を新型車両の2700系特急型気動車に置き換える。特急「あしずり」も上下計16本のうち2本を2700系に置き換える。
土讃線の高知~土佐山田間では「パターンダイヤ」を導入。日中を中心に発車時刻を「毎時○分」にほぼ統一する。これに伴い高知~後免間で普通列車を1本増発する。徳島線でも徳島~穴吹間でパターンダイヤを導入し、徳島~阿波川島間で普通列車を8本増発する。
このほか、新型コロナウイルスの感染拡大による深夜帯の利用者減少に伴い、最終列車の繰り上げを実施。高松駅の場合、予讃線方面は30分、高徳線方面は55分、繰り上げられる。ほかにも、利用状況に応じて特急列車・普通列車の平日・土休日の設定見直し、時刻・行先などの変更を行う。