JR西日本は12月16日、長距離列車「WEST EXPRESS(ウエストエクスプレス)銀河」の来年2021年春から秋にかけての運転方面を発表した。新たに新宮方面で運転する。
まず2021年春は、京都・大阪~出雲市間(伯備線経由)で運転。往復とも夜行列車になる。夏から秋にかけては、京都駅から紀勢本線(きのくに線)の新宮駅まで運転。京都発→新宮行きは夜行列車、新宮発→京都行きは昼行列車として運転する計画だ。京都~新宮間での運転は、これが初めてになる。
「ウエストエクスプレス銀河」は今年2020年9月から運転開始。9~11月は京都・大阪~出雲市間(伯備線経由)を夜行列車として走り、12月からは大阪~下関間を結ぶ昼行列車として運転されている。
紀伊半島の西側を通る紀勢本線方面への運転については10月、和歌山県と沿線7市町村が「ウエストエクスプレス銀河」の運転をJR西日本に要望していた。