大井川鉄道SL列車「新春開運号」2021年も運転 ヘッドマーク・国旗装着と記念券配布



大井川鉄道(静岡県)は大井川本線のSL列車「かわね路」について、来年2021年1月1~3日は例年通り「新春開運号」として運転する。

ヘッドマークと国旗を装着した「新春開運号」のイメージ。【画像:大井川鉄道】

1月1~3日の「かわね路(新春開運号)」は、列車をけん引する蒸気機関車に2021年の干支(えと)である丑(うし)をデザインしたヘッドマークと国旗を装着して運転。運転時刻は下り「1号」が新金谷11時52分発→千頭13時09分着、上り「2号」が千頭14時55分発→新金谷16時11分着になる。

また、下り「1号」の乗客には1月1~3日に限り、新金谷駅の改札口で「新春開運号乗車記念券」をプレゼントする。縦3cm×横8.8cmのD型硬券(カラー印刷)で、新金谷→千頭の片道乗車券を模したデザイン。券面には丑も描かれる。

「新春開運号」の記念券のイメージ。【画像:大井川鉄道】

その年の干支を描いた記念券の配布は2018年から行っており、2021年で4回目になる。大井川鉄道は今後も干支デザインの記念券を配布する方針で、「十二支が勢ぞろいするまでがんばります」としている。