中国JRバスが山口県内の路線バスにICカード「ICOCA」導入



中国JRバスは10月29日、同社が運行する山口県内のバスに、JR西日本のICカード「ICOCA(イコカ)」を導入すると発表した。

イコカの導入路線は、山口県内の一部高速バスを除く全線。路線バスは、山口エリアが防長線・秋吉線の防府~山口・山口大学・中尾口間、山口~秋芳洞・秋吉間、山口~萩間に導入される。

光エリアの路線バスは、光線の下松・光~室積間に導入される。高速バスは新山口~東萩駅間の「スーパーはぎ号」に導入するが、中国JRバスの運行便のみ対応する。山口・宇部~福岡線は導入しない。

11月から順次、バス車両にイコカ対応機器を設置。サービス開始は2021年3月頃の予定だ。

中国JRバスは2008年、広島県を中心としたエリアで交通系ICカードのPASPY(パスピー)を導入済みだ。