えちごトキめき鉄道「雪月花」3年ぶりJR大糸線乗り入れ 同時間帯の普通列車は運休



えちごトキめき鉄道(新潟県)は11月23日、同社の観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」専用車両のET122形1000番台気動車で、JR大糸線(新潟県・長野県)を訪ねるツアー「翡翠紀行~晩秋に行く秘境路線の旅~」を実施する。

えちごトキめき鉄道の観光列車「雪月花」。【画像:えちごトキめき鉄道】

大糸線活性化協議会とJR西日本金沢支社との共同企画。「雪月花」が大糸線に乗り入れるのは3年ぶりになる。

運行区間と発着時刻、途中の停車駅(10月9日時点の予定)は、直江津10時06分発→筒石→糸魚川10時55分着・11時05分発→根知→南小谷12時25分着・12時45分発→根知→糸魚川13時58分着。筒石・根知の各駅には15分前後停車する。乗車記念品や地元特産品がプレゼントされるほか、大糸線沿線の食材を使った老舗料理店の食事を楽しめる。

定員は25人程度で、旅行代金は一人あたり2万1800円。10月12日の10時から、えちごトキめき鉄道の予約センターで電話で受け付ける。受付時間は平日の10~17時。

この列車の運行に伴い、ほぼ同時間帯に運転されている定期普通列車1往復は運休し、バスによる代行輸送が行われる。運休する列車の時刻は、糸魚川10時30分発→南小谷11時34分着と南小谷12時07分発→糸魚川13時05分着。

このほか、当日は沿線の上越市・妙高市・糸魚川市の在住者と同社の応援団体「トキてつサポーターズクラブ」会員限定の「雪月花」乗車会も行われる。運行区間と時刻は糸魚川14時47分発→筒石(10分程度停車)→有間川(10分程度停車)→直江津15時48分着。