トキ鉄の観光列車「雪月花」6月再開へ 緊急事態宣言地域からの客「乗車断る場合も」



えちごトキめき鉄道(トキ鉄、新潟県)は5月15日、観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」の運休期間を6月14日まで延長し、6月20日から運転を再開すると発表した。

えちごトキめき鉄道の観光列車「雪月花」。【画像:えちごトキめき鉄道】

「雪月花」は2016年にデビューした観光列車。日本海ひすいラインの普通列車で運用されている気動車をベースにした観光列車用のET122形1000番台気動車を使用し、通常はトキ鉄が運営する妙高はねうまラインや日本海ひすいラインで運転されている。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受けて4月10日から運休中。トキ鉄の発表によると、6月20日の運転再開時には、定員を減らして客同士の間隔をあけるようにするほか、乗務員のマスク着用や手指消毒、乗務員室の窓やドアの常時開放などの感染防止策を徹底して行うという。

利用者に対しては、乗車の受付時に検温と体調のヒアリングを実施。マスク着用や手指消毒をお願いする。またトキ鉄は「ご乗車の一週間前にあたる日に緊急事態宣言が発出されている地域におすまいのお客様のご乗車をお断りする場合があります」としている。