北海道新幹線トンネルで携帯電話の利用可能区間が拡大 残り3割に



JR北海道は12月19日、北海道新幹線のトンネル内で携帯電話を利用できる区間を拡大すると発表した。

携帯電話を利用できる区間が拡大する北海道新幹線。【画像:中村昌寛/写真AC】

携帯電話サービスを開始するのは、新函館北斗駅(北海道北斗市)から木古内駅(同道木古内町)の手前までで、トンネル長は約11.9km。12月26日の始発列車から利用できるようになる。

これにより、北海道新幹線のすべてのトンネル(延べ約97km)のうち69%の約67kmで携帯電話を使えるようになる。残る約30kmについて、JR北海道は引き続き工事を進めていくとしている。

携帯電話が利用できる北海道新幹線のトンネルの位置。【画像:JR北海道】

北海道新幹線は日本最長の鉄道トンネルである青函トンネルを通るが、同トンネルは今年9月5日までに全区間で携帯電話サービスを開始している。