西武鉄道の東村山駅『東村山音頭』発車メロディー復活 志村けんさんの冥福祈る



西武鉄道は7月14日、東村山駅(東京都東村山市)の一部ホームの発車メロディーを『東村山音頭』(作詞・土屋忠司、作曲・細川潤一)に変更する。同駅では2014年12月から2016年3月まで『東村山音頭』を発車メロディーとして使用しており、4年ぶりの復活になる。

西武鉄道の東村山駅。【画像:西武鉄道】

音源は2014~2016年のときと同じで、東村山市が市制施行50周年を記念して制作したものを使用。今年2020年7月14日の始発から国分寺線(小川・国分寺方面)・西武園線の1・2番線ホームの発車メロディーとして使用する。

『東村山音頭』は、東村山町農業協同組合(現在の東京みらい農業協同組合=JA東京みらい)が中心となって制作された音頭。東村山出身のコメディアン・志村けんさんが、1970年代のバラエティテレビ番組『8時だョ!全員集合』で『東村山音頭』をアレンジして歌い、全国的にも有名になった。

志村さんは今年3月、新型コロナウイルス感染症で死去。西武鉄道は「志村けんさんのご冥福を改めてお祈りし、そのご功績に対する感謝の気持ち」を込め、発車メロディーを変更することにしたとしている。