横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸区間、7月3日から横浜市域の計画段階配慮書の縦覧



横浜市交通局の建設改良課は6月30日、横浜市営地下鉄3号線(ブルーライン)の延伸計画について、横浜市域内の施設について同市の環境影響評価条例に基づく計画段階配慮書の縦覧を7月3日から始めると発表した。

あざみ野~新百合ヶ丘間の延伸計画がある横浜市営地下鉄ブルーライン。【画像:ジュンP/写真AC】

延伸区間はあざみ野駅(横浜市青葉区)から新百合ヶ丘駅南口付近(川崎市麻生区)までの約6.5kmだが、今回の計画段階配慮書の対象区間は、横浜市青葉区あざみ二丁目から同区美しが丘西二丁目までの約3km。縦覧期間は7月3日から17日まで。土曜・休日を除く8時45分から17時まで、横浜市役所の市民情報センターと青葉区区政推進課企画調整係で縦覧できる。

ブルーラインは湘南台~関内間19.7kmの1号線と関内~あざみ野間20.7kmの3号線で構成される、横浜市の地下鉄路線。あざみ野~新百合ヶ丘間の延伸区間には、既設のあざみ野駅を除き4駅が新設される計画で、2030年の開業を目指している。一部の区間は川崎市内を通ることから、川崎市域では同市の環境影響評価条例に基づき手続きが行われる。

横浜市営地下鉄ブルーライン延伸区間の概略ルートと駅の位置。【画像:横浜市・川崎市】