新京成電鉄の高架化で営業距離が一部変更



新京成電鉄は12月1日、新京成線の高架化にあわせ、北初富~くぬぎ山間と新鎌ケ谷~北初富間の営業距離を変更する。

高架化された新京成線・新鎌ケ谷駅のホーム。現在は下り線のみ使用しているが12月からは上り線も高架化される。【撮影:2017年10月、草町義和】

北初富~くぬぎ山間は現在1.7kmだが、変更後は0.1km長い1.8kmに。新鎌ケ谷~北初富間は現在の0.8kmより0.1km短い0.7kmに変わる。

新京成線全体の営業距離は、現在と同じ26.5km。普通旅客運賃・回数旅客運賃・定期旅客運賃(通勤・通学・その他割引)の変更もない。

新京成線は1999年、鎌ヶ谷大仏~くぬぎ山間の線路を高架化する連続立体交差事業の都市計画が決定。2002年の事業認可を経て工事が始まった。2017年10月21日に下り線が先行して高架化されており、今年12月1日に上り線も高架化される予定。同時に北初富駅の位置が変わることから、営業距離が変更されることになった。

悪天候で高架線への切替工事が中止になった場合は、12月8日に切替工事を実施。営業距離の変更も12月8日からに変更される。