西武鉄道は10月29日、同社が導入を進めている「サステナ車両」シリーズのうち、東急電鉄から譲り受けた9000系電車の西武鉄道での形式名とデザインを決定したと発表した。

車両デザインは同じサステナ車両の8000系電車(もと小田急電鉄8000形)と同様、市松模様をモチーフにしたデザインを採用する。一方、形式名は東急時代と異なり「7000系」に変更。西武鉄道では1990年代に製造された通勤電車が9000系を名乗っており、同社は「当社でこれまで使用されていない」として7000系に決めた。

7000系は現在、西武鉄道の武蔵丘車両検修場と東急テクノシステムで整備中。西武鉄道は改修作業の様子を同社のYouTube公式チャンネルで公開している。来年度2026年度から運行を開始する予定だ。運行路線は多摩川線・多摩湖線・西武秩父線・狭山線の予定。

サステナ車両は他社から譲り受けたVVVFインバーター制御車両のことで、西武鉄道独自の定義による造語。もと小田急車の8000系が5月にデビューしており、もと東急車の7000系は第2弾になる。
西武鉄道は新造車両の導入と並行してサステナ車両を導入し、従来車両の更新を早期に進める考え。これにより2030年度までにVVVF化100%の達成を目指し、電力消費量を削減する。
※追記(2025年10月29日12時51分)
記事を全面的に書き直しました。
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