長崎方面の在来線特急「かもめ」無料Wi-Fiサービスを提供 885系の一部車両



JR九州は3月30日、885系特急型電車で運転している特急「かもめ」で、無料公衆無線LANサービス「JR-KYUSHU FREE Wi-Fi」を提供すると発表した。

JR九州の特急「かもめ」。写真の885系で運転されている列車で無料Wi-Fiサービスを提供する。【撮影:草町義和】

すでに新幹線の車内や観光列車で「JR-KYUSHU FREE Wi-Fi」のサービスを提供しているが、4月以降は885系で運転されている「かもめ」の1~3号車でも順次利用できるようにする。

「JR-KYUSHU FREE Wi-Fi」は、NTTブロードバンドプラットホームが提供するスマートフォン向け認証アプリ「Japan Wi-Fi」にメールアドレスかSNSアカウントを登録することで利用可能。1回の接続時間は60分で、1日に何回でも利用できる。大規模災害時にはメールアドレスの登録なしで利用することができる。

「かもめ」は門司港・吉塚・博多~佐賀・肥前鹿島・長崎間で運転されている在来線特急。1日の運転本数は上下計55本程度で、このうち半数程度が885系で運転されている。