阪神電鉄は7月26日、本線でエレベーターなどのバリアフリー設備が唯一整備されていない住吉駅(神戸市東灘区)でバリアフリー化工事を実施すると発表した。本年度2023年度から設計に着手する。

計画では駅の中央付近の地上に改札を新設。改札内と高架ホームを結ぶエレベーターを整備するとともに多機能トイレも設置する。阪神電鉄は2025年度末ごろの完成を目指すとしている。

阪神本線の住吉駅は1905年に開業。90年以上前の1929年に高架化されており、地上と高架ホームは階段だけで結ばれている。
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