JR九州の新社員研修センターが着工 模擬駅や実習線も、2023年まで段階的に整備



JR九州は3月から新しい社員研修センター(北九州市門司区)の工事に着手する。同社は3月2日、安全祈願祭を3月6日に実施すると発表した。

新社員研修センターのイメージ。【画像:JR九州】

現在の社員研修センターは老朽化が進んでいることから、JR九州は建替を計画した。新社員研修センターの敷地面積は約4万1400平方m。地上2階建ての研修棟と地上4階建ての生活棟で構成され、教室や実習室、模擬駅、寮、食堂などが設けられる。延床面積は約1万400平方m。

2021年春頃に研修棟の一部の使用を開始し、2022年春頃には研修棟の全部と生活棟の使用を開始する予定。2023年に既設の建物を解体し、実習線の使用を開始する予定だ。

新社員研修センター内に設けられる実習線のイメージ。【画像:JR九州】