京都鉄道博物館(京都市下京区)は1月28日から、JR四国が運行していた観光列車「志国高知 幕末維新号」を展示する。
初日の1月28日は11時頃から30分程度、京都鉄道博物館の車両展示線に「志国高知 幕末維新号」が入線するシーンを公開。13時30分から16時までは車内も公開する。
展示期間は3月1日まで。1月30・31日と2月1日~3月1日の土曜・休日は各日11~12時と13時30分~16時に車内を公開する。このうち2月1日の13時30分~16時は地元高知の高校生によるガイドを車内で実施。車内への入場は整理券を持っている人に限られる。
「志国高知 幕末維新号」は2017年、土讃線の高知~窪川間で運転を開始したトロッコ風の観光列車。車両はトロッコ風気動車のキクハ32形1両(キクハ32 501)と特急形気動車の185系1両(キハ185 20)の2両編成を使用していた。
2019年11月30日限りで運転を終了しており、今年2020年4月18日からは新しい観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」が高知~窪川間で運転される予定だ。