六甲有馬ロープウェー2代目ゴンドラが引退へ 3月から新型ゴンドラ導入



神戸すまいまちづくり公社が運営している六甲有馬ロープウェー(神戸市)の2代目ゴンドラ「もみじ号」「こぶし号」が1月13日限りで運行を終了する。これに伴いノベルティの配布やさよならセレモニーが行われる。

1月13日限りで引退する2代目ゴンドラの「もみじ号」。【画像:神戸すまいまちづくり公社】

ノベルティの配布は1月13日の始発から実施。窓口で乗車券を購入した人に有馬温泉駅でオリジナルクリアファイルをプレゼントする。また、同駅を17時10分に発車する最終便の乗客にはオリジナルトートバックとペンケースをプレゼントする。

さよならセレモニーは有馬温泉駅の17時10分発と17時22分着の最終便で実施。同駅ホームで職員が上り最終便を見送り、下り最終便を迎える。また、ゴンドラへの花束贈呈や記念撮影も実施。見学することもできる。

2代目ゴンドラの引退後、六甲有馬ロープウェーは工事のため1月14日から3月19日まで運休。3月20日から新型ゴンドラで営業運転を再開する予定だ。

1970年から1993年まで使われた初代ゴンドラ。【画像:神戸すまいまちづくり公社】
新型ゴンドラのイメージ。【画像:神戸すまいまちづくり公社】

六甲有馬ロープウェイーは、表六甲(六甲ケーブルの六甲山上駅付近)~六甲山頂間を結ぶ表六甲線と、六甲山頂~有馬温泉間の裏六甲線で構成されるロープウェイ。このうち表六甲線は2004年から休止中で、現在は裏六甲線のみ運行している。裏六甲線は1970年7月に開業。1993年2月から2代目ゴンドラが使われてきた。