雲南省・貴州省・四川省・重慶市にまたがる中国西南エリアで1月15日、中国国家鉄路(中国国鉄)の新型高速車両「復興号」の営業運転が始まった。
現地メディアの新華社通信や人民日報(人民網)などによると、1月15日は貴陽北駅から広州南駅に向かう動車組列車(日本の新幹線列車に相当)D2809次が9時00分、「復興号」シリーズのCR300AF形電車で発車した。
「復興号」シリーズは海外技術を導入した「和諧号」シリーズに続く、中国の次世代高速車両。営業最高速度350km/hのCR400AF形やCR400BF形、250km/hのCR300AF形やCR300BF形がある。
CR300AF形は中国中車青島四方機車車両と青島四方ボンバルディア鉄路運輸設備が製造。耐寒耐砂仕様の8両編成で、2020年12月から運用が始まった。