相模鉄道(相鉄)の羽沢横浜国大駅(横浜市神奈川区)に、昔の電車を模したセットがフォトスポットとして設置された。
![](https://news.railway-pressnet.com/wp-content/uploads/2020/01/S-01_p20191219-092348_02-1024x683.jpg)
相鉄が制作した動画『100 YEARS TRAIN』の撮影で使われたもの。相鉄線でかつて運行されていた電車のモハ1000形を模しており、古びた木製の壁や窓枠が特徴だ。
![](https://news.railway-pressnet.com/wp-content/uploads/2020/01/S-02_p20191219-092421_02-1024x683.jpg)
![](https://news.railway-pressnet.com/wp-content/uploads/2020/01/S-03_p20191219-092330_01-1024x683.jpg)
動画の出演者が使用した衣装とあわせ、羽沢横浜国大駅の改札外コンコースで展示されている。セットの座席には実際に座ることが可能。展示期間は3月31日までの予定だ。
相鉄は2019年11月30日に西谷~羽沢横浜国大間を結ぶ相鉄・JR直通線を開業。羽沢横浜国大駅でJR線との接続を図り、相鉄線からJR線に乗り入れて東京都心に直通する列車の運転が始まった。
『100 YEARS TRAIN』は、これを記念して相鉄が制作し、2019年11月28日に公開された。「相鉄線が大正・昭和・平成と時代に合わせて移り変わっていく様子と、令和時代に入ってから都心に直通することで人々の環境が変化する様子」を描いたという。
![](https://news.railway-pressnet.com/wp-content/uploads/2020/01/S-04_p20191219-092410_02-1024x683.jpg)
モハ1000形は昭和初期の1926~1927年に製造された電車。もともとは小田原急行鉄道(現在の小田急電鉄)の電車だったが、戦後の1948年に相鉄が譲り受けた。