京成電鉄と東京都交通局は11月19日、都営浅草線と京成線の相互直通運転開始60周年を記念し、ヘッドマークを取り付けた列車を運行すると発表した。記念切符やグッズの販売も行う。

まず12月4日から来年2021年6月3日まで、京成電鉄3100形電車1編成と都営地下鉄5300形1編成に相互直通運転60周年の記念ヘッドマークを取り付け、京成線~都営浅草線で運転す。ヘッドマークのデザインは京成・都営とも共通だ。
記念切符「都営浅草線×京成線 相互直通運転60周年記念乗車券」は台紙・乗車券4枚・オリジナルポストカード2枚のセットで、1セット1000円。京成線版と都営浅草線版の2種類が販売される。各版3000セット限定で、京成線版は12月4日から京成線のおもな駅、都営浅草線版は12月5日から都営地下鉄のおもな駅で発売される。


都営浅草線は1960年12月4日、押上~浅草橋間が開業。押上駅で京成電鉄の押上線と接続し、同時に京成線と都営浅草線の相互直通運転が始まった。その後、都営浅草線は1968年に全通。京浜急行電鉄(京急電鉄)との相互直通運転も始まった。