嵐電の電車「エヴァンゲリオン初号機」に 京都映画村の新アトラクションとコラボ



テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の放送開始から、きょう10月4日で25周年を迎える。これに先立つ10月3日、京福電気鉄道(京福電鉄・嵐電、京都市)が『エヴァンゲリオン』ラッピング車の運行を本格的に開始した。

『エヴァンゲリオン』ラッピング車のイメージ。【画像:東映太秦映画村・嵐電】

嵐電で運用されている電車のうち2両を、『エヴァンゲリオン』の主役メカ「汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン」、その初号機のイメージで装飾した。車両の先頭部にはヘッドマークも取り付けている。発表時のイメージではモボ611形電車の612号が装飾されていたが、実際には615号と616号が装飾された模様だ。

モボ611形の車体は2011年以降、「京紫」と呼ばれる紫色をベースにした塗装に変更された。「エヴァンゲリオン」初号機も設定上は紫色をベースにした塗装を採用しているため、車体下部を装飾したほかは「京紫」の塗装をそのまま生かした格好となった。

沿線の東映太秦映画村の新アトラクション「エヴァンゲリオン京都基地」のグランドオープンにあわせた企画。ラッピング列車は9月30日からヘッドマークがない状態のプレ運行が実施され、10月3日からはヘッドマークを取り付けて運行されている。12月20日まで運行される予定。

このほか、嵐電は『エヴァンゲリオン』とのコラボスタンプラリーを12月20日まで実施。嵐山駅にはコラボショップが来年2021年3月28日まで設けられる。