小田急参宮橋駅の東口改札あす使用開始 ICカード専用、明治神宮などアクセス改善



小田急電鉄はあす9月19日の始発から、小田原線の参宮橋駅(東京都渋谷区)に整備した東口改札口の使用を始める。

新たに整備された参宮橋駅の東口。【画像:小田急電鉄】

参宮橋駅は相対式ホーム2面2線の構造。駅舎は西側の2番線ホームに接続しており、1番線ホームがある東側には駅舎がなく、跨線橋(こせんきょう)で2番線とつながっている。この跨線橋を拡張する形で東口が整備された。

東口の改札口は、交通系ICカード専用の自動改札機のみ3通路を設置。券売機と精算機は設置されていない。駅員も配置されず、インターフォンで西口の駅員と通話できる。天井や壁面には多摩産の木材を使用し、「木の温もりを感じていただける明るい仕上がり」(小田急電鉄)が特徴という。

参宮橋駅の東側には明治神宮や国立オリンピック記念青少年総合センターがあり、同駅からの移動時間が短縮される。

東口の改札はICカード専用の自動改札機のみ設置されている。【画像:小田急電鉄】