東京地下鉄(東京メトロ)は6月8日から、リニューアル工事が進行中の銀座線の駅のうち、5駅を券面にデザインしたオリジナル24時間券を発売する。
券面にデザインされるのは、リニューアル工事が2020年夏以降に順次完了する予定の外苑前・青山一丁目・銀座・京橋・日本橋の5駅。1枚1駅として5枚で1セット、専用台紙付きで、3000セットの限定販売だ。発売額は3000円。
発売期間は6月8日10時から8月31日23時59分まで。購入は先着順で、東京メトロの特設ウェブサイトで申し込みを受け付ける。8月中旬から順次発送の予定だ。切符としての効力は通常の24時間券とほぼ同じ。2021年3月31日までの期間、使用開始から24時間以内に限り、東京メトロ全線を自由に乗り降りできる。
東京メトロは2012年から銀座線の駅のリニューアルを推進。19駅を「下町エリア」「商業エリア」「銀座エリア」「ビジネスエリア」「トレンドエリア」の五つに分け、それぞれデザインコンペを実施してデザインを決定した。2020年夏以降にリニューアル工事が完了する5駅は、外苑前駅と青山一丁目駅が「トレンドエリア」、銀座駅が「銀座エリア」、京橋駅と日本橋駅が「商業エリア」になる。