津軽海峡フェリーは6月2日、国土交通省に申請していた室蘭～青森のフェリー航路について、一般旅客定期航路事業が許可されたと発表した。これを受けて津軽海峡フェリーは10月2日の室蘭発から同航路の運航を始める。
室蘭発は夜行便で所要時間は7時間（室蘭20時00分発→青森3時00分着）。青森発は所要時間が6時45分（青森9時00分発→室蘭15時45分着）の昼行便になる。原則として室蘭発は日曜日を除く毎日、青森発は月曜日を除く毎日の運航だ。
旅客運賃は「スタンダード」が5090～6160円。最上級の「スイート」は1万2730～1万5400円になる。自動車の航送運賃は6m未満で2万4550～2万9700円。予約開始日は3カ月前の同日9時からで、10月2日の便は7月2日9時から予約を受け付ける。
船舶は津軽海峡フェリーの函館～青森航路で現在運用されているフェリーのうち「ブルーマーメイド」を転用する。このため津軽海峡フェリーの函館～青森航路は10月以降、2往復減って1日6往復になる。
《関連記事》
・JR北海道の気動車17両がタイ国鉄へ 室蘭港「留置」のキハ183系か
・青森～室蘭のフェリー「15年ぶり復活」へ 背景にトラック運転手「2024年問題」