養老鉄道の東急7700系導入が「完結」 最後の導入編成に記念系統版を掲出



養老鉄道(三重・岐阜県)は2月14日から、7700系電車の導入完了に伴い「7700系車両移籍完結記念系統版」を取り付けて運行する。

養老鉄道が導入したもと東急の7700系。【画像:養老鉄道】

同日から営業運転を開始する7700系のTQ01編成に記念系統板を設置する。設置期間は2月14日から3月15日まで。

7700系は、1962年から1965年にかけて製造された東京急行電鉄(現在の東急電鉄)の電車。当初の形式は7000系(初代)だったが、のちに電装部品を交換する改造を行い、形式名を7700系に変更した。2018年までに東急線から引退している。

車両や施設を保有して養老鉄道に貸し付けている一般社団法人養老線管理機構は、従来車両の老朽化対策として、7700系15両(3両編成3本と2両編成3本)を譲り受けて従来車両の半数近くを置き換えることにした。

2019年4月から養老鉄道の車両として順次運行を開始。今年2020年2月14日にTQ01編成の営業運転開始により、7700系の導入計画が完了する予定だ。

記念系統版のイメージ。【画像:養老鉄道】