第三セクター鉄道40社の「顔」一同に 水彩クリアファイル「三セク鉄道物語」発売



第三セクター鉄道等協議会は3月10日から、クリアファイル「水彩スケッチ集 三セク鉄道物語」を発売する。A4サイズで400円。

「水彩スケッチ集 三セク鉄道物語」のイメージ。【画像:IGRいわて銀河鉄道】

日本画家の村田林蔵さんが、協議会に加盟している第三セクター鉄道の車両の「顔」(先頭部)をスケッチ。その原画をもとにクリアファイルとして制作した。村田さんは「台風災害等で厳しい状況に置かれている第三セクター鉄道を少しでも応援したい」という思いから制作したという。

3月5日時点では加盟40社のうち35社が販売する予定だが、追加の可能性もある。あいの風とやま鉄道の場合、3月10日から富山駅高架下の本社で販売。同社ウェブサイトからの通信販売も行う。IGRいわて銀河鉄道は3月13日から青山駅やネットショップで販売する。

第三セクター鉄道等協議会は、おもに国鉄・JRのローカル線や整備新幹線に並行するJR在来線の経営を引き継いだ第三セクターが加盟している協議会。昨年2020年から御朱印帳の鉄道版といえる「鉄印帳」を展開しており、営業面での連携が強まっている。