模型メーカーの京商は鉄道模型Nゲージサイズのダイキャスト・ディスプレイモデルシリーズ「リビングトレイン&BOOKシリーズ」を展開する。まず0系電車とN700S電車が発売される。
0系は1964年、世界初の本格的な高速鉄道として開業した東海道新幹線の開業時の車両。リビングトレインシリーズの0系は4両編成でディスプレイレールが付く。車両の長さはNゲージサイズなら1両あたり156mm程度になるが、このシリーズの0系は先頭車を112.4mm、中間車を86.3mmに縮小し、1編成の長さを約400mmとしている。
N700Sは昨年2020年から営業運転を開始した東海道・山陽新幹線の新型車両。リビングトレインシリーズのN700Sも0系と同様、4両編成で1編成の長さは約400mmになる。
京商は「車間スペースの幅を微調整し『車両編成のスケール感』を大切にしながら『省スペース』でご満足いただけるアイテム」としている。
発売額は0系・N700Sともに3850円。3月4日からコンビニエンスストア「ファミリーマート」の一部店舗で販売する。このほか、往復走行を楽しめる電動式スイッチバックレール(3278円)や増設レールセット(968円)などのオプション品を、3月15日から京商のオンラインショップで発売する予定だ。